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mn / 無理難題

世界に名だたるノイジシャン・T.美川(インキャパシタンツ、非常階段)とダウトミュージック主宰者・沼田順が制作した自信作。問題作。大傑作。ガチな騒音地獄があなたの脳みそのシワを確実に減らす!!!

mnって、偶然の産物のようにしてできたユニットなんですね。もともと、沼田さんが両国RRRでソロ演奏するってんで、これは冷やかさずばなるまい、と観に行ったら、想像してたより大分面白かったんです。2013年の4月のことでしたね。で、9月に秋葉原クラブ・グッドマンで行われた、コラボレーション・ブレイクダウン セッションズ vol.5 で、彼と短いセッションをする機会がありました。ボストンクルージングマニアの鹿島エスヒロさんも加えたトリオでの演奏でしたが、正直、この時はピンと来なかったんです。なんか、噛み合う前に終わっちゃったかな、という感じでしたね。ん〜っと思ってたところに、BiS階段なんかでお世話になっている四ツ谷のライヴハウス、アウトブレイクの名物店長の佐藤さんから、彼が企画する「日曜日は2度来る」に出てくれませんか、という話が舞い込んで来たんです。日曜日の早朝からライヴをやるというトンデモイベントなんですが、ともあれ、ソロでも誰かとのセッションでも構いませんという話だったので、私は迷うことなく、沼田さんの名前を挙げた訳です。ま、一種のリターンマッチですね。せっかくだからユニット名も付けよう、何にしようか、苗字の頭文字の組合せで良いじゃん、じゃ、美川のmと沼田のnでmnね、と。何といい加減な。当日(2014年1月26日)、演奏前に楽屋で我々が演奏に関して交わした言葉は「今日は間合いをとって行こう」というものだけ。それで30分以上の演奏をしたのですが、これがやっていて二人とも割と面白かった。それだけなんです。それがあっという間にレコーディング済まして、CDがリリースされちゃうんだから、メンバーにレーベル社長がいるってのは素晴らしいことですね。でも、そうは言ってますけど、実際、結構面白いと思いますよ。是非、聴いてみてください。(美川俊治(mnのmの方)談)

 美川さんと演奏するのは本当に楽しくて、美川さんのエレクトロニクスから繰り出される実に多彩な音は否が応でも何らかの新鮮なインスピレイションを喚起させてくれる。しかも美川さんと私は「音の佇まい」みたいな好みがどうも似通っているみたいで、例えば録音時も「今の演奏イマイチだったからもう一回録り直そうか」みたいなことはあり得ないのだった。(唯一最初に録った「練習曲」と称したサウンドチェック的な演奏はCDにする際オミットしたが、これも十分視聴に堪えられる音源である。)
 本作は「mn」の第一回目の複製作品としては素晴らしい出来映えであると確信している。自分の作った音であるわけだから当然自分の好みの音が全面的に出るのは当たり前のことであって、世間的に何と言われようが全く気にしない(いや、ちょっとは気にしたりするが)。でもこのサウンドを「好きだ」と言ってくれる人が多くいてくれれば、それほど嬉しいことはない。よろしくお願いします。(沼田順(mnのnの方))

doubtmusic / dmf-153
2014年4月16日発売
税抜定価:¥2,000
税込定価:¥2,160
digi pack/帯付
カバーデザイン:鈴木聖
発売:doubtmusic
配給:BRIDGE INC.

mn = T.美川(エレクトロニクス/右チャンネル)、沼田順(ギター、エレクトロニクス/左チャンネル) ※ 6曲目のみセンターに寄せたミックス。濃縮状態。

1. force (10:20)
2. poser (10:02)
3. intercept (7:07)
4. pangs (8:55)
5. difficulty (12:51)
6. problem (7:27)

録音:2014年3月2日/於:studio ZOT
録音/ミックス エンジニア:久恒亮
マスタリング:沼田順
デザイン:鈴木聖