top NewRelease Catalogue shop Link Critique Diary


数量 :

HMT/広瀬淳二(sax)+ 望月芳哲(bass)+ IRONFIST辰嶋(drums)

爆音ハードコア・インプロの臨界点! 情け容赦ない音の塊!
ライブでは常に三者全力疾走、体力・気力の限界まで音を放射し続け、着実にファンを増やし続けるハードコア・トリオ、待望のファースト・アルバムがついに陽の目を見る!!! 広瀬の、凝縮された音を限界まで詰め込むというコンセプトにより結成されたこのグループ、音の隙間とか、インタープレイとか、定型の即興的な要素は一切無し。ひたすら各々が音を詰め込みます。聴かれる方におかれましても、気力・体力が要求されますので、ご準備の方をよろしくお願いいたします。GOKサウンドでのスタジオ録音盤。M-1はトリオ、M-2は広瀬・望月デュオ、M-3は広瀬・辰嶋デュオとなっております。

広瀬淳二(sax)
望月芳哲(bass)
IRONFIST辰嶋(drums)

1. HMT(24:36)
2. HM(10:09)
3. HT(11:41)

doubtmusic / dmf-167
2016年8月27日発売
税抜定価:¥2,000
税込定価:¥2,160
digi pack仕様
発売:doubtmusic
配給:BRIDGE INC.



広瀬トリオHMTの怒涛の奔流−センチメンタリズムについて

待ちに待っていた広瀬トリオHMT″がステージに現われ、IRONFISTのドラムが号砲を放つと、広瀬のサックスがそれを捉えて哀調を帯びて走りだし、同時に望月のベースギターが思いのたけを奏でながら、追いつ追われつしていく。三人がそれぞれに奏でる雄叫び、現代の苦悩と怨恨の風景の全てを背負いながらも、それを突き抜けようとする確信が相乗していく。いや、それすらもやわな感情表現だ。このサウンドは、三人が独自に佇立ながらも、いつの間にか一つの生き物の記録を謳い上げるセンチメンタルな奔流と化し、あらゆる時と所を飛翔し続けながら脳髄と腹腔に撃ち込まれて行く。それは、ミュージックがもたらす至福の時の流れそのものと化していく。 もう停まらないでほしい。
2016/09/22  足立正生



2回ほど辰嶋、望月と一緒にステージに立たせてもらったことがあるが、この作品は全く違ったようで近いような不思議な気持ちにさせられる。 広瀬氏のサックスにより、アティテュードがより明確になったところが、自分がボーカルをつとめたときの感覚に近いのかもしれない。

CDを読み込むときにジャンルにJAZZと表記されるが、個人的にはイージーリスニングではないかと思う。 ハードコアパンクやノイズ、デスメタルやその他ハードな音楽を好む人間にとって、これほど聞きやすく落ち着く音もなかなか無いんじゃないだろうか。 仕事をしているときや、友達と遊んでいるときやパーティーのときにかかっているといいんじゃないかと思うような音である。 しかし、それを理解できるのであれば、あなたは社会不適格者として我々に歓迎されるだろう。

後半の望月・広瀬コンビによる演奏と、辰嶋・広瀬コンビによる演奏部分は、JAZZなどよく知らない俺にもわかるJAZZだと感じる。 その移り変わりの衝撃はハードコアパンク以外の何ものでも無いが。

このCDを辰嶋から受け取ったときの言葉がよくわかる。
「これ結構いいんだよね」
結構いい?かなりいいよ、これ。


ISHIYA(FORWARD/DEATH SIDE)